伊豆大島を楽しむにはまず船から!大型客船攻略法♪ 突撃!となりのジオパーク~伊豆大島編③~

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デッキの上で出港を待つ。海風のさぶかー!(寒いわ、の意)

突撃シリーズ伊豆大島編も、みっつめの記事です。今回は、伊豆大島を交通機関から楽しみ尽くすコツなどをほんの少しばかりですがお裾分けしてみたいと思います。

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大島への交通手段といえば、真っ先に思い浮かぶのが船ではないでしょうか。もちろん飛行機やヘリコプターでささっと行くのも便利なのですが、伊豆大島の最大の特徴といえば海洋島がまるごとひとつジオパークになっていることです。海に浮かぶ島への旅路から楽しむことができる、希有なジオパークと言えるでしょう。

船の種類は2つ。約2時間でびゅびゅんと移動できるジェット船と、のんびりまったりの大型客船。ジェット船は一見便利に見えますが、移動中は座席ベルトを着用する必要があります。基準を越える大きさ・重さの手荷物は持ち込みができず、走行中は甲板に出ることができません。せっかく海を旅しているのに、なんだかもったいない限り。

というわけで、ガイド山崎の旅は、ゆったりまったり大型客船に決定です。

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チケットは、前もってウェブサイトなどで申し込みをしておくと、少しお手ごろに。現在、伊豆大島は椿まつりの真っ最中。空の便、海の便ともに割引が適用されています。宿泊助成も、ひとりあたり1泊につき3000円。いつ行くの?今でしょ。この割引は、3月21日まで適用されます。春の大島を楽しむチャンスですよ!

チケット発券所で手続きをし、搭乗券を受け取ります。こちらに席の番号も書いてあります。搭乗のときに係の人に搭乗券を渡すと、どこのエリアに行けばいいか案内がありますので、まずはそれに従って席へ向かいます。私の席は特2等、二段ベッドの席です。毛布と枕が用意されていました。毛布は意外としっかりして、あったかそう。
東京は竹芝桟橋から、夜の10時に出港の大型客船。到着は朝の5時50分。それまでは、のんびりと船の旅を楽しみましょう。

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出発前に最上階のデッキに出ると、夜景が楽しめます。
汽笛が鳴ったら、5分後には出港ですよ!

海へ出て、しばらくは両岸の夜景を見に、左右行ったり来たり。そのうちに、ぐんぐんとレインボーブリッジに近づいてきて……

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下をくぐる!

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これもなかなかできない体験だと思います。ライトアップされていてキラキラのレインボーブリッジ、おなかはなかなか武骨です。
さて、体が冷えてきたので、そろそろ船内に戻ります。
船の中には、トイレはもちろん、シャワー(コイン式)、女子更衣室、ロッカー、自動販売機など、様々な設備が備わっています。

IMAG6949「ショーウィンドウのトランペットを見つめる少年のようだった」同行者・談。

私は、船の中でお風呂に入らずに済むように、出発前に済ませてきました。少しだけ中を覗いてみましたが、コンパクトで使いやすそうでしたよ。
自動販売機でビールや軽食も売ってますし、出港してから24時まではレストランも営業していますので、お腹が空いたらそちらもどうぞ。消灯前でしたら、席やデッキで飲食可。消灯後はレストランが解放されてますので、そちらでお召し上がりください。

そして船のことで迷ったら、インフォメーションセンターへ!

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こちらには両替機とAEDもバッチリ揃っています。小銭がないとき、心臓が止まったときなど、困ったらいつでもお越しください。

たとえば、割り当てられた席を移りたいとき。
「空いているお席をお調べしてご案内いたします」
朝、起きられるか不安なとき。相談すれば、
「モーニングコールに伺います」
到着時刻がわからなくなったとき。
「朝5時50分を予定しています。船内放送でもご案内します」
伊豆大島ジオパークのパンフレットがほしいとき!
「…………申し訳ありません、ご用意がありませんで」
…………。(´・ω・`)
というわけでひとつ提案なんですが、みんなでインフォメーションセンターへ寄って、伊豆大島ジオパークの資料ありますかって聞いてみよう!たくさんのひとに聞かれれば、船内でも用意してくれるんじゃないでしょうか。ジオパーキアンの一人として、しょんもりさみしいひとコマでした。

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お詫びといっては何ですが、乗船記念のスタンプログブックをいただいてしまいました。スタンプスタンプ、忘れずポン!これで旅の思い出は完璧です。

さて、そろそろ寝ておかないと、明日が辛そう。席に戻っておやすみます。

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特2等の席は、枕と毛布がありましたが、2等の和室(雑魚寝スタイル)は毛布は借りなければいけません。一枚100円で毛布が、500円で布団が借りられます。席に毛布がある方も、寒がりタイプなら借りておいていいかもしれません。

カーテンを閉めても、まだソワソワ。船のエンジンの音と、遠くのざわめき。いつもと違うお布団に、ちょっと心細くもなってみたり。だがしかし!

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目が覚めたら、そこは伊豆大島ジオパーク。
どきどきワクワクしながら、おやすみなさい!

このように、伊豆大島は、行く前から大冒険ができちゃうすんごいところなんです。
船でお泊まりという非日常体験を、ジオパークにプラスして、アナタの人生をもっともっとわんだほぅ!にしてみませんか。
椿と大島桜、そしてかわいいあんこ(お嬢さんの意味だそうです)が、アナタをお待ちしています。

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