熊本を楽しむ山の日イベント、開催!

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8月11日、晴れ。この阿蘇でも、猛暑日が続いております。この写真のコントラストからも、お分かりいただけるかと思いますが、本当に骨まで真っ黒に焼けそうな暑さでした。
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さて、熊本地震からもうすぐ4か月のこの日、草原学習館にて、地質の日 阿蘇特別イベント 身近に知る『くまもとの大地』が開催されました。
地質わくわく体験として、アンモナイトの化石のレプリカや、鉱物万華鏡やペンダントを作ったりといった体験系のイベントが数多く用意され、大人も子供も楽しくくまもとの大地に親しんでいました。
IMAG1233アンモナイトのレプリカ作りは、石膏を流し込むタイプと、粘土を詰め込むタイプとふたつもありました。充実!
体験の中でも特に人気があったのが、砂金ハント。何度もチャレンジしたくなるコーナーだったようです。今、金、高いですからね……(ポソリ)
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私、ガイド山崎は、阿蘇ジオパークのコーナーを担当。火山灰の粘土で色んなものを作ってきました。
はじめは、粘土の色が黒いので、イメージが湧きにくくて何かを作るのは難しいのではないかと心配していました。前日に自分でサンプルを作ってみたのですが、黒くてかわいいもの…と悩んだ結果、
くまモン火山灰粘土
安定のくまモンに。(パーツに若干のやっつけ感…)
でも、それ以外に何を作ろうと思うと、浮かばないんです。わー、これどうしよう、明日みんな楽しんでくれるのかな、と、一晩中悩みました。
が、蓋を開けてみれば全くの杞憂。みなさん、思い思いの粘土細工を作っていました。
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特に面白かったのが、火山灰の粘土で海の生物を作った方がいたこと。火山と海、両方が繋がった気がして、地球丸ごと!という感じで、見ているだけでワクワクしました。
カラフルなアンモナイトを作った方、かわいいハートをたくさん作ったお嬢さん、ビーズを散りばめた文鎮を作った奥様、魚のうろこの色を全部変えた子、好きなキャラクターを作り上げた方。
どの作品にも、阿蘇の火山のエネルギーが詰まっていました。たいぎゃパワフル。
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そして、作品を作り終えたとき、乾燥した作品を受け取ったとき、
「すっごく楽しかった!ありがとうございました!」
と、笑顔でおっしゃっていただきました。
ガイドとしても、非常にやりがいがありました。こちらこそありがとうございました!
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この日は天草ジオパークのブースもあり、化石や恐竜に関する展示を見ることができました。交通事情が悪い今、阿蘇と天草の両方を気軽に楽しむのが難しくなっています。この日は両方一気に楽しめてお得でした。
わざわざ遠方からいらっしゃった方もおり、朝から夕方まで大盛況。またこのようなイベントがあったら、皆様をお迎えして、一緒に大地を楽しみたいなと思います。
おとなもこどもも、おねーさんも、めっちゃワクワクな山の日でした。
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