熊本の夏。酷暑の夏……
色んなところを回り、色んなイベントに参加し、地震について学びながら。今回の熊本地震を受けて、徹底的にジオガイドとして過ごそう、という決意のもと、長めの夏休みを取り、熊本に戻ってきたガイド山崎。
(避暑がてら帰ってきたのに熊本のほうが暑かったという悲しいオチになってしまったことは、もう気にしない。)
講演会やイベントなどの華々しい活動の陰で、実は帰省直後からこつこつと取り組んでいるものがあるんです。活動ログがてら、ちょびっとご紹介など。
新聞の切り抜き。
ここ三か月ぶんくらいの新聞を読み込み、阿蘇ジオパークに関することや周辺記事を切り抜いて、ファイル。
一枚の用紙に1記事、が基本ルール。日付を書き込んで、できあがり。
紙がもったいない、と言われるかもしれないですが、これはあとで資料として活用するために、あえてゆったりと貼り付けているのです。ただし関連記事は、裏と表に一緒に貼っています。
横幅の大きな記事は、ヨコに張り付けたりもします。用紙の中に収まり、パンチの穴に干渉されないようにレイアウトし、などと考えながら、ぺったんぺったんと張り付けていきます。
一見、あまり体力を使うことのない、楽で地味な仕事に見えますが、私にとって過去の新聞をまとめて読む機会自体が貴重なもの。かなり集中して、しかも大量に読み込んでいましたので、作業後はけっこうクタクタになりました(笑)。おかげで、地震以降の熊本の様子がよく分かりました。
最近は、自分が一度読んだ新聞を切り抜くので、あまり集中力を使わずに作業できるようになりました。おうちに帰ってから作る自分の分の切り抜きは、阿蘇の様子を語る資料として活用しようと思ってます。
この切り抜き作業は、関東に戻るまで定期的に続けます。
私だけではなく、阿蘇のガイドはみんな、見えないところでそれぞれに取り組んでいます。
ガイド服を着ていないときも、私たちは阿蘇のジオガイドとして、自分の課題のために活動しています。
今日は、いつもと違う、ジオガイドの姿のご紹介でした。