ジオガイドのひみつ道具☆その② ガラケー

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ジオパークは自然の宝庫。海の中でも山の上でも、ジオサイトとなればガイドはお客様を連れてどこだって行くのです。もちろん安全には配慮し、下調べも入念に行いますが、いざというときに一番怖いのが、連絡が取れなくなること。通報はおろか助けも呼べないなんて事態、絶対にあってはならないことです。

阿蘇ジオパークのジオサイトは、有難いことにほとんどがケータイ、スマホともに使用可能なエリアに入っています。とはいえ、油断大敵横断歩道。電池の減りが早く、電波が頼りないスマホよりは、ケータイ、いわゆるガラケーのほうが、安心です。

そんなわけで、私は今も、ガラケーをひとつ持ってます。ほとんどの連絡手段がスマホに移りつつある現在においても、ガラケーの電波の頼もしさは手放せない安心感があります。

いつでも、どこでも持ち歩く!滝の裏だって!温泉だって!生活防水バッチリのガラケーちゃんは、うっかり海ポチャの後も、何食わぬ顔でいつもの挙動を見せてくれました。

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傷跡が痛々しいですね。よく取り落とすので、外装はもう擦り傷だらけ。でも中身は何の不具合もなく、カメラもきれいに使えてますよ!

このガラケーちゃんを、私はもう5年使ってます。しかし、せめて外装交換くらい出したいところです。

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鍋ヶ滝では、滝の裏ではさすがに電波が入りませんでしたが、脇の河岸へ出ればバッチリでした。スマホ撃沈エリアで、電話もメールも出来る!おりこうさんですね!ありがたいです。

阿蘇のガイドであるかぎり、まだまだしばらく、ガラケーちゃんにはお世話になりそうです。

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ちなみに待ち受けは、春の草原にねそべる牛の親子、黒&赤。あどけない子牛の表情がめっちゃぷりちーで、見るだけでヨダレが出てきます。とってもおいしそう!

牛は食べ物です。あしからず。

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