ジオガイドのひみつ道具☆その① フィールドノート

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ジオパークに親しんでもらうにはまずジオガイドから、なのかなーと、ふっと思いました。

ジオガイドに親しんでもらうにはまず、秘密をちょっとだけ教えちゃうのがいいのかなーとも。

ということで、見たい人がいるかは分かりませんが、ジオガイドのひみつ道具を公開しちゃいます。今回は、フィールドノートです。

ジオガイドは、基本的に野外の活動が中心となります。テーブルも椅子もなく、立ちっぱなし、歩きっぱなし。その中で聞いた大事な話をメモするには、ノートにいくつか条件が必要となってきます。

 ○ポケットに入ること

自分の上着のポケットを基準にして、ペンと一緒に出し入れしやすい大きさである必要があります。バッグに入れて出し入れするのはめんどくさいのです(笑)。

○水気に強いこと

滝や水源だけでなく、急な雨や雪にも見舞われます。せめて表紙だけでも防水だと安心。

○自由にかけること

書くのは文字だけとは限りません。絵を描くときにも邪魔をしない罫線であれば、現場でスケッチができます。

そんな数々の条件を備えた閻魔帳、ひみつノートを持っているのが、ジオガイドなのです!

では、どんなことを書いているか、ちょっと覗いてみましょう。

下の写真は、プライベートで高尾山に登った時、山頂で取ったメモです。

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わりと綺麗ですね。いえ、正直に言いましょう。歴代のフィールドノートの書き込みの中で一番キレイなページです(笑)。登りながらメモする暇がなかったぶん、思い出しながらのメモは綺麗にしたのでした。

こういう書きこみは、内容だけでなく文字の乱れを見ても、その場の状況や発見がすぐに思い出せてとてもいいものです。

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これは草津に行ったときのもの。雪を早く溶かす工夫のスケッチや足湯の様子、やたら押しの強いおまんじゅう屋さんのおばちゃんの似顔絵など、かなりフリーダム、というかカオスな書き込みになっています。

おまんじゅう屋さんの印象がとても強く、フリースペースの40%を占めていますね。

私が使っているフィールドノートは、MARK’SのSTORAGE.itのSサイズです。表紙はビニール製でジップポケットがついており、ペンを刺すための切れ込みや小さな紙片を入れておくためのスリットがあります。中のノート部分がリフィルとして別売りされていまして、これは見開きで片方が横罫、片方はフリー描写スペースになっています。このフリースペースが便利なんですよ!そして一冊書き終えたらどんどん次を入れていけるところが、メモ魔としては大助かりです。

最近はポケットに、豆せん(小さな封筒と便箋のセット)を入れてます。ちょっとしたメモを人に渡したいときにさっと出せて便利です。^^

公式HPはこちら。いえ、回し者ではないのですが(笑)、お気に入りのものなので紹介させてもらいました。

これを持てばあなたも立派なジオガイド、かもしれない……!

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