海外でも、火山活動が活発に起こっています。
エクアドル火山で非常事態 小規模な爆発 産経ニュース
標高約6千メートルのコトパクシ山の火山活動が活発化したため、同国のコレア大統領は15日、非常事態宣言を出した。
標高6000メートルというと、富士山の倍近い高さ。頂上は氷河におおわれています。ここにくると、火砕流や噴石ではなく火砕泥流が被害を及ぼす原因となるようです。
数百人規模の避難に繋がる火山活動で、大統領が非常事態宣言を出すエクアドル。火山と人の生活が密着しているからこその迅速な対応と言えそうです。また、非常事態宣言から数百人規模の避難がスムーズに進んだとすれば、現地の人々の防災意識の高さと、行政への信頼の篤さが伺えます。
日本ではどうでしょう。データや現地の映像の検証で時間を取られて、対応が後手に回ったりはしないでしょうか。こちらの事例から、学ぶところが多そうです。