番組を見ながら実況していきます!
オープニングの映像から阿蘇が滅びていました。ひどい!(笑)
最初はじっくりと桜島の例から。井口先生の雄姿。寛永の噴火の記録。
大正噴火で大隅半島と陸続きになりました。大きな被害を出した噴火は、山腹から起こっています。
ただ、火山活動が活発化しているといいますが、今までがたまたま、火山が静穏な時期だっただけで、現在の噴火の規模や頻度が、普通だったという研究者もいます。活発化しているとあまり言うのはどうなんでしょう…ちょっと考えちゃいますね。
そして、東日本大震災以後、火山が活発化といいますね。プレートの動きから、関連を調査しているようです。プレートが引きのばされる動きが、火山活動に影響を与えており、その影響は100年以上残るとか……
御嶽山の噴火が、水蒸気噴火であることに触れられています。
マグマ噴火に比べると規模が小さいですが、前兆が捉えにくいものですが、現在はこちらも予知の精度を高める研究がおこなわれています。
箱根山の映像は、箱根ジオパーク推進協議会の協力があったようです!
よく考えたら、箱根も桜島も阿蘇も全部ジオパークですねー^^
落ち着いてきたと思ったら噴火が起きた。予測が本当に難しいと、萬年先生のコメント。
だいち2号によって、火山の解析が進んでいます。
地図では吾妻山といったけどコメントが浅間山……?
十勝岳は12センチも膨張。
霧島・新燃岳も9センチ膨張。やー、すごい。まるみえです。国土地理院、小林先生、丁寧にデータを集めていらっしゃいます。
マルム山 バヌアツのマグマぐつぐつすごい。
カツブコ山 チリの噴煙の中に雷。
シラス地層。2万9千年前のたった1度の噴火で積もった噴出物。大半は火砕流によってできたもの。
火砕流噴火で口永良部島の噴火に触れられました。ここでテロップにも破局的噴火という文字が。
九州南部を覆い尽くした噴火は、鹿児島湾を形成したカルデラ噴火。
カルデラ形成噴火について、とてもいい説明をしています。私たちの説明や理解と、少し異なる内容。
産技研 下司先生。ふだん起きている噴火とは全く異なるイメージのもの。
屈斜路、支笏など、カルデラ湖。十和田湖、田沢湖。箱根にもカルデラが。
そして鹿児島湾、そんでもって阿蘇。鬼界カルデラが日本で起きた最後のカルデラ噴火でーす。
阿蘇きたわー!
京都大学 大倉教授。
市街地や農地が広がるカルデラの中。大きな火口の中に、私たちは住んでいます。
9万年前の噴火の火砕流は九州の三分の二を覆い尽くしました。
直径2キロのマグマ溜まりの下に、マグマが含まれている可能性。地下13キロ。すぐに噴火には繋がりませんが……
持っている知識・技術で、どれだけカルデラ噴火に迫れるか。
さあ、阿蘇が滅びます!豪勢にふるさとが滅んでいきます。これはひどい。もう今度からこれを流してカルデラ噴火説明しちゃいましょう……
九州の広い範囲で壊滅的な被害。しかし映像ではビルが残りすぎです。もっと埋め立てられます。
「日本全体が危機に瀕する状態に」どうもうちの阿蘇がすみません……
大阪で30センチ、火山灰が積もります。九州新幹線はどうなるのでしょう。
地下に溜まったマグマが一定の厚みになったときに上昇が始まる。カルデラ噴火の予知の鍵です。
近代になって、日本だけでなく、世界がカルデラ噴火を経験していません。精一杯予測して、精一杯備えるしかないのです。
たぎり。海底から、熱水と火山ガス。
海底噴火で起きる津波も、火山のリスク。
災害は「想定外」を作ってはいけない。津波に対する備えも、火山防災のひとつ。
あっという間の50分でした。いい番組だった。