火山の状態は、ときに地元のメディアのほうが細かく伝えてくれるものです。
「やや活発な状態続く」 浅間山、火山性地震増える 中日新聞 CHUNICHI WEB
火山ガスの放出や火山性の地震の増加が観察されている浅間山。気象庁浅間山火山防災連絡事務所の大塚所長は、
「今後これがどうなるかは分からないが、マグマだまりの移動によって膨張している可能性がある」
と述べています。
こちらの記事でお伝えしている通り、浅間山の噴火は麓だけでなく、川沿いに多くの被害を出しました。
活動が活発になってきている今だからこそ、昔を学びに、今に活用するために、火山関係の資料館を見て勉強するチャンスです。鬼押出し園には浅間山火山博物館が、そして嬬恋村郷土資料館では、鎌原村の発掘によって出土した生活用品とともに、当時の噴火や災害の様子がわかりやすく展示されています。
夏の避暑がてら、そして夏休みの自由研究がまだ終わっていないキミタチ、ぜひ生きている浅間山を見に行きましょう。何日分かの地元の新聞を見ると、浅間の噴火と付き合う知恵も載っているかもしれません。