原発については様々な立場から様々な考え方が出るところですので、個人的な考えはおいときますが、やはり何にせよ日本が火山の国であることについては留意する必要があると思っています。
川内原発再稼働 火山への備えを鹿児島テレビ記者が解説します。 FNNニュース
九州電力は、
「原発の運転期間中に巨大噴火が起きる可能性は、十分低い」
との考えを示し、原子力規制委員会も理解を示している、と記事では書いてあります。
だったら火山の地熱を活かして地熱発電したらいいじゃないの、と言いたいところですが、火山の傍で地熱発電ができそうな地帯は、軒並み国立公園法で保護されていまして、施設の建設などに厳しい規制がかかりますし、地熱発電もすべてが安全というわけではなく、地層に大きなダメージを与える可能性が残っています。
今までは、原子力発電についてのリスク面について考えることが少なかったですが、福島原発の事故以来、みんながよく考え、よく議論するテーマになったと思います。
同じように、今はクリーンで万能なエネルギーに見える風力発電や地熱発電についても、将来に禍根を残すリスクがあるのでは、と考えるようになった方がいいような気がするのです。