JpGUポスターセッションレポート

IMAG9047連日お伝えしています、地球惑星科学連合大会レポート。とうとうタイトル分はアルファベット表記に、本文内も(略)を用い始めました。だいじょうぶ、面倒なわけじゃありません。

今回は、ポスターセッションのレポートを。ポスターセッションとは、要するに、展示発表のことです。日頃の研究の成果などをまとめた紙をパネルに貼って、皆様にみていただきます。

ポスターは貼りっぱなしではなく、日によって、そして時間によって変わるので、この会場だけでも情報量がとても多く、興味深い話をたくさん見られました。

南紀熊野ジオパークのポスターセッションでは、以前紹介した手作りの布製手持ち材が、更に進化を遂げていました。下の方に新たな手持ち材が増えているの、お分かりになるでしょうか?

IMAG5577JGNジオパークガイドフォーラムで。このときはまだ単品。

立体のものって、こういうときにインパクトが強いんですよね。お客様に触ってもらえるのも強み。自分もビニール製の立体地図を持っていますが、手作り感で更に差を付けられています。

この日の展示の中でも、南紀熊野ジオパークのポスターは、ひときわ飛びぬけていました(物理)。

同じジオガイドとして、こういうものを作れて使いこなせるのは素敵だなぁと思います。

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自分にあまり関係ないような宇宙や海洋に関わるポスターも、見ると気になってきて、ぐるぐる、ぐるぐる……!どのエリアも、ご覧の大賑わい。

そして、ポスターの前に立っている展示担当者から、展示について詳しい話を聞くと、内容がもっとぐーんと面白くなるんです。こういうところ、ジオガイドと似ていませんか?何気ない会話では詰まりがちな方も、説明となるといきいきし始めて、そういうところもそっと観察してはほくそ笑んでいました。

「とはいっても、どーせ、難しい話だーいスキな人ばっかりなんでしょ?自分、わかんないっすからー。あー、だりー。」

という方。これを見ても、同じことを、言えるでしょうか。

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チョコレートを混ぜて固めてみたよ!

ミグマタイトを作ってみよう、というタイトルの発表です。ミグマタイトとは、ある部分は融けてかたまった深成岩(マグマがゆっくり冷えて固まった石、そしてある部分は既存の岩石が熱や圧力などの変成作用を受けた石、これらがごちゃごちゃと混在している岩石の総称です。日本でも見られます。

こうやって色や性質が異なるチョコレートを混ぜ固めることで、もとのチョコの性質が残っているところと、混ざりあっているところが分かりやすくなり、石の性質が一目であきらかになる、というわけなんです!

変成岩と花崗岩物質がー、などと言われると頭が痛くなりますが、こうやって自分で特殊な石(チョコレート)を作って食べると、楽しい実験になりますよね。ポスターだけ見ていると、突然お料理学校の発表が始まったような塩梅で、とても面白いです。

どのようなお味がするものか、食べてみたかった…サンプルを頂き損ねてしまい、とっても心残りですが、きっとまた機会があると信じて。

使うチョコレートの、質や色、溶ける温度なども、さまざまな実験をして慎重に選ばれたそうです。自分でも、色んなチョコを買って、試してみることができますので、レッツトライ。おいしいミグマタイトができますように。

そして、更に…

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びあー!

背景を見るとお分かりですが、ここ、ポスターセッションの会場内です。会場内では終日コーヒーのサービスをしているんですが、夕方のポスターセッションの時間になると、奥でビールを配っているのです。日によって銘柄も違い、毎日通っても飽きません!

準備数がなくなり次第終了の早い者勝ち。つめたく冷えたビールを持って、火山や断層の楽しい話をして、何、なんなの、ここ天国なの!?ってくらい、楽しかった!

地球科学(略)大会、学者や専門家が一堂に会し、成果を発表するところ。一件マジメな場所・環境ではあるんですが、こういうエンジョイの仕方もあるんだよー、ということを、今回はお伝えしました。

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