熊本地震から、4か月。たくさんの専門家さんたちが現地へ入り、今も調査を続けています。今回ご紹介するのは、実際にその専門家の方々から、地震についての気になるお話が聞けるイベントについてです。
大人の方だけでなく、お子様も、遊びを通して地震を知ることができます。以下に詳細を引用しておりますので、ご覧ください。
平成28年熊本地震、なぜこのような地震が起きたのか、私たちが住む大地はどのようになっているのか、これからの見通しは?
熊本地震の被災地である阿蘇にて、住民を対象とした地震セミナーを開催します。もちろん、ご関心のある方々のご参加もお待ちしております。
熊本地震で「分かっていたこと」「分かったこと」「まだ分からないこと」地震の専門家が、分かる限り、皆さんの疑問にお答えします!
日時:8月17日(水)
■親子地震教室 午前10時~11時半
■セミナー 午後1時~午後5時場所:阿蘇市農村環境改善センター 農事研修室(親子教室はピロティで実施)
〒 869-2301 熊本県阿蘇市内牧976-2
TEL:0967-32-3334開始30分前に開場。参加申込み不要。
【プログラム】
■親子地震教室 午前10時~11時半 (先着15組)
地震について、専門家に何でも聞いてみよう!
身近な材料を使った実験で、地球の仕組みを知ろう!
(実施担当者)
日本地震学会地震火山こどもサマースクール運営委員 中島健、前田哲良、中川和之
日本地震学会広報委員長 千葉大学大学院理学研究科 津村紀子■セミナー第1部 午後1時~3時20分
熊本地震 分かっていたこと、分かったこと、まだ分かっていないこと
(説明者)
山岡耕春 地震学会会長・名古屋大学環境学研究科附属地震火山研究センター
清水 洋 地震学会代議員・九州大学理学研究院附属地震火山観測研究センター長(文部科学省「2016 年熊本地震と関連する活動に関する総合調査」研究代表者)
熊原康博 日本活断層学会理事・広島大准教授(地理学)
大倉敬宏 阿蘇ジオパーク推進委員会・京都大学大学院理学研究科附属地球熱学研究施設火山研究センター(文科省科研・研究分担者)■セミナー第2部 午後3時半~午後5時
熊本地震についての疑問・質問コーナー
(回答者)
山岡耕春、清水洋、熊原康博、大倉敬宏
池辺伸一郎 (公財)阿蘇火山博物館館長(熊本大学客員教授)
横山博文 地震学会会員・福岡管区気象台ほか、地震学会関係者【疑問・質問受付】
住民のみなさんの疑問・質問を、下記までお送りください!
当日、これらの疑問・質問を、できるだけ分かりやすく説明します。
あて先 日本地震学会事務局(締め切り 8月10日(水)(正午)
FAX:03-5803-9577
Email:zisin@tokyo.email.ne.jp主催 公益社団法人 日本地震学会
特定非営利活動法人 日本ジオパークネットワーク
阿蘇ジオパーク推進協議会
共催 日本活断層学会
後援 内閣府(防災担当)、文部科学省、熊本県、熊本県教育委員会、気象庁
先日、阿蘇のジオガイドも、熊本地震について勉強する機会を持ちました。地震の被害は大きく、今も苦しみながら生活されている方がいらっしゃる中での、この住民説明会。火山の活動が活発になったときもそうですが、まずは地震について知ることが、今後生活していくうえで、とても大事になってきます。
たくさんの方に来ていただきたいイベントとして、ご紹介いたしました。私も当日は参加し、現場の様子をリポートします。どうぞよろしくお願いします。