一足早いサプラーイズ♪白川水源まつり!

2016/ 7/24 14:02
7月24日、くもり。南阿蘇村の白川水源駅で、白川水源まつりが開催されました。前日に南阿蘇に行ったばかりではありますが、とある耳より情報を手に入れたガイド山崎、再び山越えを果たして南阿蘇へ突撃してまいりました。

2016/ 7/24 11:35
高森駅に来ると、踏切の音…!飛んで行くと、試運転中の列車がホームに止まっていました。ドアを開けて、お客様が乗り込むのを待っているように……

31日の運転再開に向けて、鉄道員の皆様が念入りに準備をされているようでした。

ですが、本当のサプラーイズは、まだまだこれから、だったんです。
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お祭りが開催されている南阿蘇白川水源駅。この駅は、白川水源へのアクセスの向上を目的に、2012年3月にできた、ピッカピカの新駅です。きれいな待合室に、バリアフリーのトイレも用意されており、屋根から湧水が贅沢に降り注ぐいこいの場までありました。

普段は駐車場として使われているエリアには、今日は屋台とステージが。楽しい催し物が目白押しで、周囲には焼きそばやたこ焼きのいいにおいがたちこめていました。みんなビールのカップやかき氷のストローを手に、笑顔で楽しんでいました。

と、そこにやってきたのは……

2016/ 7/24 12:27

黒いクマ野郎、くまモンです!くまモンタッチやくまモン体操など、楽しいダンスを披露して、現場を盛り上げてくれていました。相変わらずのだらしなボディに、予想をはるかに上回るキレッキレのダンス!みんな大喜びしていました。しあわせ部長の名のとおり、その場にいるだけで幸せをふりまくくまモンでした。

次の仕事があるくまモンを見送って、ふと気づくと、踏切の音……踏切!?

2016/ 7/24 13:02
なんと、トロッコ列車のゆうすげ号が、ホームに入ってきたではないですか!そう、真の耳より情報とは、このことだったんです。31日の運行再開の前に、フライングで、トロッコ列車が走る姿を見ることができること!サプラーイズ!これを見たくて山越えしてきたんです。

横断幕を持って待ち構えていた子供たちが、

「おかえりー!」

と大歓迎。ゆっくりとホームに滑り込んでくるトロッコの姿を見て、思わず涙が……

車内の準備が終わると、自由にキャビンに立ち入ることができるようになり、みんな一斉になだれこんで、思い思いの席に座りました。

私ガイド山崎も、30年ぶりのトロッコ列車を楽しみました。本当に久しぶりでしたが、母と祖母、弟と一緒に、白川水源へおでかけした時のことを思い出し、胸が切なくなってしまいました。あのとき自分は若かった(というより幼かった)。

というわけで、せっかくここまで来たんだし、行きましょうよ白川水源。

セミの声が降り注ぐ参道を歩くと、そこは水のふるさと。毎分60トンの湧水量を誇る白川水源は、今日も元気に湧き湧きしていました。
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水の底まで、吸い込まれそうな透明度の高さです。小魚が泳ぎ、藻が揺れる様子を見つめているだけで、涼しくなりますね。特に水が湧き出すスポットは、砂が舞い上がる様子なども見えて、いつまで見ていても飽きません。
湧き出した水は川となって南阿蘇の台地を潤していきます。水源内では、一部が水遊びスポットになっていて、子供やお父さんが川の中を歩いていました。

でもね、私、知ってます。その川、中に居られて大丈夫なの、せいぜい30秒くらいだって。

2016/ 7/24 15:21

同行者が、靴を脱いで川に入っていきます。カウントスタート。1、2、3…おやおや、25秒で上がってきてしまいました。

「なにこれ、冷たい!ってか痺れた!」

そうでしょうねぇ。白川水源の水は年間通して14~15℃を保っていますので、夏はとっても冷たく感じます。以前に人をご案内したときも、日がカンカンと照る夏日でしたが、やっぱり30秒で上がってきてしまいましたもん。

同行者、一休みして(懲りないなー)、再度川に突入。

2016/ 7/24 15:23
中で舟を漕ぐ動きなどをして耐え抜こうとしています。いやいや、楽しく遊びましょうよ!?
本人曰く、「山伏モードが発動」したそうです。ということは、白川水源の水は精神修行にもいいんじゃないでしょうか。

31日の南阿蘇鉄道一部運行再開が待ち切れず、トロッコ列車に会いに行ってしまった今回の旅。南阿蘇の風と水に親しみ、帰りには温泉も楽しんでまいりました。皆様にももうすぐ、南阿蘇の列車の旅がおとどけできるようになります。どうぞお楽しみにお待ちください。

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