魚沼産のお米はファミマのお水で炊け!お米と水のマリアージュ

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みなさん、お米食べてますか?

私はお米大好きです。小さな頃は、パンとかスパゲッティ(notパスタ)のほうがおいしいと思ってましたが、オトナの階段を登ったら、お米の魅力に抗えなくなってきました。

洋風のおかずにも対応する懐の広さ。おかゆにすれば体に優しく、おこげにすればサクサクと香ばしく、あらゆるシーンで控え目ながらも、静かに他の食材を支え続ける、それが我らがお米です。

阿蘇もまた米どころとして有名です。なんせ、阿蘇を開拓した神様、健磐龍命が、湖だった阿蘇を見て、

「ここに溜まってる水を抜いて、田んぼ作ろう!」

って思って外輪壁を蹴飛ばしたくらいです。そもそも米どころになる運命だったんです。なんて素晴らしい!根っから食いしん坊なので、少々テンションがお高めで申し訳ありません。

で、阿蘇でとれるお米の中で、私ガイド山崎がお勧めするのは、産山産のお米。

これも以前から何度も記事に取りあげてきましたが、産山のお米は、朝晩の、そして四季の気温変化によって甘味が増し、山際の棚田でじっくりゆっくり育てられるため、米粒にしっかりと土地の滋養が含まれます。

何より産山は池山水源という名水源を擁しています。たっぷりと湧くおいしい水によって育てられるお米が、おいしくならないわけがないんです。

私はこの産山のお米を、産山のお水とセットで結婚式の引き出物にしました。炊く時に、このお水で炊いてくださいと言い添えて。たいへん喜ばれ、その後もおいしかったと評判をいただきました。

さて、前置きが長くなりましたが、表題の魚沼産のお米について、語りたいと思います。

ここ数年、おいしいお米の代名詞となった魚沼産。品種はコシヒカリです。魚沼地域は、豪雪地帯。水が豊かできれいなところです。土壌のほうも、火山灰土の下に黒ボクと、コシヒカリの生育に合った環境だそうですが、火山灰土に黒ボクっていうと、阿蘇人としては親近感を覚えますね。

この中でも、特に注目を集めているのが、南魚沼市の上田地区(南部)、津南地区、湯沢地区。近年の温暖化と猛暑の影響を受けにくい、標高がやや高めの地域のコシヒカリが、ぐんとおいしくなっているんだそうです。

ああ、だったら、魚沼のお水で炊いたら美味しくなるんだろうなぁと思っていたら、とんでもないところで見つけてしまいました!それが、あなたとコンビにファミリーマートなんです。(ファミマの回し者ではありませんよ!)

ファミマの天然水シリーズは、産地が二種類あるのをご存じでしょうか。ひとつは、九州の霧島。霧島山系のミネラルをたっぷり含んだ、やや強めの飲み口のお水です。こちらのお水も私は馴染みがあって好きなんですが、ふとその隣を見て、びっくりしました。

ファミマの天然水-津南-

――えっ、マジで? 思わず声に出すくらい、びっくりぽん。あのお米の産地の水が、こんなお手軽なところにあるんだー!やっばーい!一気に20歳くらい若返りしたはしゃぎっぷりに、店員さんもドン引きです。その節はたいへんに申し訳なくごめんなさい。

さて、憧れの魚沼産のお米、今うちで食べてるよって方も、これから自分へのごほうびに買っちゃおうかなって方も、お米を炊く前にファミマにダッシュして、ファミマの天然水-津南-を買いましょう。555mlのペットボトルで、お米2合分の炊飯に足ります。するとお水が少し余るはずなので、お味噌汁か食後のお茶にご利用ください。おかずの支度の間に、炊飯器の中で、お米と水のマリアージュ。とってもおいしいごはんが炊けることうけあいです。

おいしいごはんを噛みしめて、津南ッてどんなところ?知りたーい!と思ったら、苗場山麓ジオパークを訪ねてみてはいかがでしょうか?魚沼のお米って、実はジオの恵みなんですよ、という楽しいお話が聞けることうけあいです。

日本人は、以前に比べるとお米を食べなくなってきているようですね。これだけ食環境が豊かな国は、たぶん他にはないと思います。昔はお米しかなかったから、と言われれば、頷くしかありません。

その一方で、おいしいお米へのこだわりがここ数年でぐんと強くなってきている印象もあります。2015年度の食味コンクール最優秀賞!だとか、米食味ランキング不動の1位!など、おいしさを保証する尺度も、昔より消費者の目に触れるようになりましたね。おいしいお米が手に入りやすくなった一方で、ノープライズのお米には見向きもされない、ということもあるのでは、と、少々心配になります。

おいしいお米には、おいしいお水を。そしてできれば、お米が育てられた地域のお水を。あなたのお家の近くのお米も、お水を合わせるだけで、魚沼産を越えるかもしれません。ランキングに入ってなくても、コンクールに出てなくても、産地のお水で炊けば、絶対に、最高に、おいしくなります。ぜひともお試しくださいませ!

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